「陳謝拒否なら除名検討すべき」

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共同通信
国会の懲罰と過去の主な事例

 国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員に対し「議場での陳謝」を科す懲罰が決定したことを受け、与野党内で、陳謝を拒否されれば最も重い除名を検討すべきだとの厳しい声が相次いだ。自民党の世耕弘成参院幹事長は陳謝がない場合の対応について「次のステップを各党各会派と協議しながら決めていきたい」と記者団に述べた。自民参院幹部は「除名は避けられない。3月上旬にも決まる可能性がある」と語った。

 ガーシー氏は懲罰の決定を受け、帰国して陳謝に応じる方向で検討すると周辺に伝えた。「投票してくれた方々に申し訳ない。帰国する場合、参院本会議に出て陳謝する」との意向を示した。党関係者が明らかにした。