加重収賄疑い、広島県職員再逮捕

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共同通信
広島県庁に家宅捜索に入る県警捜査員=22日午後6時32分

 広島県発注工事の入札を巡り、土木建築会社に予定価格を漏らし、見返りにスポーツ観戦入場券(12万2200円相当)を受け取ったとして、県警は22日、加重収賄と公競売入札妨害、官製談合防止法違反の疑いで県建設産業課主査の曽根田英一容疑者(49)=広島市安佐南区大町東3丁目=を再逮捕し、県庁内の勤務先を家宅捜索した。

 贈賄と公競売入札妨害の疑いで、土木建築会社「増岡組」(東京都千代田区)の建築営業部副部長、島津江修容疑者(54)=広島市南区比治山町=も逮捕した。島津江容疑者は同社で官公庁工事の営業担当だった。

 増岡組によると、曽根田容疑者に提供したスポーツ入場券は、プロ野球広島カープのスイートルームの観戦チケットだったとみられる。