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共同通信
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天皇陛下は23日、63歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿「石橋の間」で記者会見し「現在も各地で戦争が発生し、多くの人々が亡くなり、傷つき、住む家を失い、恐怖や悲しみの中にいる。世界が直面する困難な現実に深い悲しみを覚える」と述べた。「日本、世界の平和を祈る気持ちを大切にしていきたい」とした。
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年となる。陛下は「国際社会において、互いの違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力しながら問題を解決していくことの大切さを強く感じる。私たち一人一人が平和な世界を実現するために何ができるのか問われている」と語った。