プロスペクトパーク湖でワニ発見 飼い主が放置、昏睡で動けず

 

 

プロスペクトパーク湖でワニ発見

飼い主が放置、昏睡で動けず

 

アニマルケア・センターの公式ツイッター(@NYCACC)よりスクリーンショット

 

 ブルックリン区のプロスペクトパーク内にあるプロスペクトパーク湖で19日、体長4フィート(約1.2メートル)のワニが目撃され、保護された。ワニが見つかった場所は、パーク内でも子供が多いエリアで、公園を訪れていた人々は驚きを隠せないままだった。ニューヨークポストが報じた。

 ワニの目撃情報を受け、現地に駆けつけた公園管理局職員は同日午前8時半ごろ、緑地の南東端にあるダックアイランド付近の水面にワニが浮いているのを発見。市公園警備パトロールとアーバン・パークレンジャーがワニを引き上げ、ブルックリン区のアニマル・ケアセンター・オブ・NYCに移送した。引き上げに当たった市公園局職員労働組合第37支部のジョセフ・プレオ副支部長によれば、ワニは寒さのせいか、昏睡状態にあり、まったく動かなかったという。ワニは熱帯に生息し、温暖な気候に慣れているため、コールドショックを受けたものとみられている。

 市公園管理局のメーガン・ラロー氏は「このワニはおそらく、飼い主が公共の水域に放すことを決めた、望まれないペットだろう。幸いなことに被害者はおらず、ワニは治療を受ける事ができた」と述べ、外来種の動物を不慣れな環境に放すのは危険だと警鐘を鳴らした。

 


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