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共同通信
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【ニューヨーク共同】林芳正外相は23日(日本時間24日)、ロシアによるウクライナ侵攻から1年となる24日に合わせた国連総会緊急特別会合で演説した。ロシアが核兵器保有国の立場を悪用していると批判し「核兵器の使用、威嚇は決して許されない」と強調。ロシアに「即時かつ無条件の軍撤退」を訴えた。
これまで国連総会決議や国際司法裁判所(ICJ)が即時停戦を求めてきたにもかかわらず「ロシアはまるで紙くずのように歯牙にもかけていない」と非難。「全ての行為に適切な形で責任を問われなければならない」と主張し、国連加盟国にいかなるロシア支援も控えるよう求めた。