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共同通信
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【ブズール共同】2016年にフランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生黒崎愛海さん=当時(21)=が行方不明になった事件で、殺人罪に問われ、一審判決で禁錮28年を言い渡された元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ被告(32)の控訴審公判について、フランス東部ブズールの裁判所は23日、弁護人の申し立てを受け、延期を決定した。再開時期は示さなかった。少なくとも数カ月後とみられる。
一審同様、陪審制で連日行われる予定だった控訴審は21日に始まったが、裁判所は、被告が一審後に選任した弁護人から初公判直前に解任されたとの通知があったことを明らかにし、一時休廷となった。