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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日未明の声明で、ロシアが猛攻をかける東部の情勢は「非常に困難」と認めた上で「耐えるため手を尽くす」と強調。南部も「複数の方面が非常に危険だ」と指摘した。黒海や北部でも敵の動きを監視し、必要なら兵力を強化するとし、警戒した。ゼレンスキー氏は軍幹部らと会談し、戦況の報告を受けた。
昨年2月24日に侵攻が始まって以降、ロシア軍は東部ドンバス地域のほか、ベラルーシとの北部国境や南部クリミア半島の境界からも侵入。その後、ウクライナ軍の激しい抵抗を受け、戦線を大幅に縮小させた。