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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン中心部にあるロシア大使館前で24日、ウクライナで破壊されたロシア軍戦車が展示され、大勢の市民が見物に訪れた。砲門を大使館側に向けて置かれ、ロシアによる侵攻への抗議とウクライナへの連帯を示した。展示は27日まで。
展示された戦車は、昨年3月にウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で対戦車地雷によって破壊された。ナチス・ドイツ時代などの歴史を伝えるベルリンの博物館の運営者が企画し「テロリストの前に自分たちのがらくたを置きたかった。戦車は戦争の無意味さを表している」と訴えた。