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共同通信
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【ブチャ共同】ロシアによる侵攻初期に戦闘の最前線となり多くの民間人が虐殺されたウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで24日、侵攻1年に合わせ犠牲者へ祈りをささげる式典が開かれた。
市民らの遺体が集団埋葬された空き地があるブチャ中心部の聖アンドリー教会には遺族ら100人以上が集まり、聖歌隊の歌声が響いた。参列者は沈痛な表情で神父による侵攻や虐殺の説明に聞き入った。
ブチャは昨年2月24日の侵攻開始後まもなく、ロシア軍に制圧され占領された。3月下旬にロシア軍が撤退した後は市民400人超の殺害や、拷問、レイプなどが判明した。