1月の百貨店売上高、15%増

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共同通信

 日本百貨店協会が24日発表した1月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は、前年同月比15.1%増となり、11カ月連続で前年を上回った。新型コロナウイルス流行に伴う行動制限のない3年ぶりの年始となり、セールや催事が盛況だった。訪日客による免税品の売り上げが大幅に増えたのも寄与した。

 東京や大阪など主要10都市以外の地区の合計が6.2%増と3カ月ぶりにプラスに転じた。協会担当者は「全体的にコロナ(流行)の影響が弱まっている」と分析した。

 商品別では生鮮食品が5カ月ぶりにプラスとなり、菓子類や総菜も好調だった。担当者は前年より大人数で集まりやすくなったことが背景にあると指摘した。