NY株反落、一時510ドル安

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共同通信

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日からの下げ幅は一時510ドルを超えた。終値は前日比336.99ドル安の3万2816.92ドル。高インフレの抑制のために米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの懸念が強まり、売り注文が広がった。

 朝方発表された1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比上昇率が拡大し、インフレ高進への警戒感が高まった。相対的に割高感が意識されたIT株が売られたのも相場を圧迫した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、195.46ポイント安の1万1394.94。