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共同通信
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経団連の十倉雅和会長は26日、自民党大会で来賓としてあいさつし、春闘で賃上げに協力する意向を表明した。「物価上昇に負けない賃金引き上げに積極的に取り組むよう、引き続き会員企業、経済社会に強く呼びかける」と述べた。
4月の統一地方選と衆院補欠選挙に触れ「危機の時代に安心して国のかじ取りを任せることができるのは自民党だ。経済界として全面的に支え、政権の政策遂行に協力する」と強調した。
防衛力強化のための防衛費増額に関し「企業がグローバルな経済活動を行えるのも、国際社会の平和と安定があってこそだ」と支持を明言。岸田文雄首相が目指す「新しい資本主義」についても、経団連が掲げる「サステナブル(持続可能)な資本主義」と「軌を一にする」と評価した。