編集部が気になった1週間の出来事
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「センチュリー21」、今春復活 高級ブランドを安く、市民に朗報
セントラルパークのボートハウスも再開。旅行客にとっても朗報。(編集部A) -
プロスペクトパーク湖でワニ発見 飼い主が放置、昏睡で動けず
プロスペクトパーク湖は2020年、うなぎ100匹が遺棄された事件でもニュースに(編集部M) -
MTA、幅広の改札口を新たに導入へ 地下鉄各駅、車いす利用者らの利便性向上
日本の一般的な自動改札の幅は55~59㎝、バリアフリーの自動改札で90cm程度(編集部Y) - 救急車利用料を54%値上げ 1385ドルで患者負担が急増
税金で賄われている日本の救急車出動には、一度に約4万5千円の税金が投入されているそう。(編集部Y)
編集後記
“金曜日は、新土曜日?”
皆さん、今週も一週間、お疲れさまでした。金曜日の通勤は、すっきり減りましたね。 NJからNYCへの通勤も、昨日金曜日は、渋滞も無しにNYCまでたどり着きました。感覚的には、やはり火曜日から木曜日の三日間はコロナ以前の渋滞に戻ったものの、金曜日はほぼ以前の土曜日の感覚、月曜日がその中間といった感じでしょうか。今年6月から、月曜日と金曜日に一部の地下鉄路線での減便が発表されていますし、最近も、“NYCの職場で過ごす日数が、パンデミック前に比べて、33%ほど減っている(そのせいで、マンハッタンでの一人当たり年間支出が$5,000近く減っている(総額は、約1.6兆円))”とのニュースもありました。(ちなみに、NY州のGDPは200兆円ほどで、NY州だけで日本の経済規模の3~4分の1程度になります。)企業側は、オフィス復帰の動きを加速していますが(Amazonもですが、それでも週3日ですしね)、“イギリスでは、週休3日でも企業収益維持”というニュースもありましたし、足元の雇用の堅調さを考えると、当面金曜日は、快適な移動ができるのではと期待しています。(そもそも、我々も金曜を休めばいいのでは、という話は別として。。。)
今週のニュースで驚いたのは、“救急車利用料の値上げ”でしょうか。今回の54%値上げが認められると、ニューヨーク市では救急車を呼んだだけで、約$1,400(約20万円!)もかかることになります。前回2021年の値上げが、$775から$900(+16%)だったので、前回値上げからの時間的短さもさることながら、値上げ幅がすごいですよね。(ちなみに、昨年時点の記事によると、全米での救急車利用料平均は$1,300なので、必ずしもNYCが高すぎるわけではないようです。なお、Medicareの場合での、個人負担分は、$450程度のようです。それでも、高いですよね。)
もう一つ気になったのは、“無免許の違法大麻販売店が急増”というニュースでしょうか。2021年からNY州でも娯楽用大麻が合法化されていますが、無免許の大麻販売店が1,500店以上あり、“一見無害そうな名称の製品を販売している”とのことで、くれぐれもお気をつけください。同じく今週、地下鉄車両の屋根に乗る“地下鉄サーフィン”(意味が分からないですが。。。)で、少年が転落死したことに対して、TikTokなどのSNSの影響が指摘されていますが、このような危険な行動だけでなく、銃や麻薬に関しても、SNSを通じた子供たちへの影響は、非常に気になります。
今日は、寒いと思っていたら、久しぶりの雪ですね。今年は、NYCでの雪が降らない期間を50年ぶりに更新するほどの暖冬だったので、この週末は、SNSも忘れて、久しぶりの雪を子供たちと楽しんでみるのはいかがでしょうか?
編集部より
今週の1枚