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共同通信
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【アダナ(トルコ南部)共同】トルコ・シリア大地震から27日で3週間。トルコの被災地では仮設住宅としてコンテナの設置が急ピッチで進み、一部で既に入居も始まった。ただ避難生活を強いられる住民は国内で190万人を超え、テントの被災者は「早く仮設に移りたい」と訴える。
トルコ政府は2カ月で10万基のコンテナ設置を目標に掲げ、130カ所で仮設住宅の建設を進めている。南部ガジアンテプ県では「コンテナの町」の整備が進み、計1万9千人が暮らせる予定だ。
オケシュ・オネキさん(58)は最初に入居できたグループの1人。「狭いけど、テント生活の何百倍もぜいたくだ。安心した」と明かす。