Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは26日までに、英国とフランス、ドイツの3カ国がウクライナに対し、北大西洋条約機構(NATO)との関係強化を盛り込んだ協定を結ぶことで、ウクライナがロシアとの和平交渉に乗り出せる環境づくりを模索していると報じた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、2014年にロシアに併合された南部クリミア半島や東部を含む全領土を奪還する構え。だがフランス政府高官は同紙に対し「クリミアまで奪還できるとは、誰も信じていない」と述べ、現在のような激しい戦闘が続けばウクライナは持ちこたえられず、戦闘だけで目的を達成することは困難との見方を示した。