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共同通信
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週明け27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=136円台前半で取引された。日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進み、一時は昨年12月以来2カ月ぶりとなる136円56銭まで下落。前週末のニューヨーク市場の水準を更新した。
午後5時現在は前週末と比べて1円34銭円安ドル高の1ドル=136円17~19銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円62~66銭。
前週末に発表された米国の物価関連統計の内容が市場予想を上回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念が再燃。金利差拡大を意識した取引が膨らんだ。