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共同通信
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【ソウル共同】韓国国会は27日、最大野党「共に民主党」の李在明代表の市長時代を巡る不正疑惑で検察が逮捕状を請求したことを受けて政府が出した逮捕同意案を否決した。国会議員の李氏を会期中に身柄拘束するには国会の同意が必要だが、賛成票が出席議員の過半数にならなかった。ただ予想に反して同党から多くの造反者が出たため、李氏に代表辞任を求める声が広がる可能性がある。
韓国国会(定数300)のうち共に民主党は169議席と過半数を占めるが、開票の結果、賛成139票に対し反対138票で逮捕への同意が上回った。ただ棄権票も相次ぎ出席議員の過半数(149)に届かず、否決となった。