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共同通信
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2022年1~12月の生活保護申請が23万6935件となり、3年連続で増加したことが1日、厚生労働省の統計で分かった。前年比1858件(0.8%)増。新型コロナウイルス禍や物価高が影響したとみられる。
比較可能な13年以降、申請件数は減少傾向となっていたが、コロナ感染拡大後の20年から増加に転じた。20年は前年比0.8%増、21年は同5.1%増だった。
厚労省が公表した調査結果(22年3月までは確定値、同4月以降は速報値)に基づき、年間の申請件数を集計した。
22年12月の生活保護申請は1万7706件で、前年同月に比べ0.3%減った。減少は22年4月以来。