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共同通信
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【サンパウロ共同】ペルー南部プノで2月25日、巡回中の警官が見晴らし台で飲酒中の男性に、持っていた食品配達バッグの中身を見せるよう求めたところ、ミイラが出てきた。文化省が文化遺産と認定し、保管するとともに警察などと出所の捜査を始めた。現地メディアが3月1日までに報じた。
ミイラは45歳以上、身長約150センチの成人男性で約600~800年前のものと推定されるという。食品配達業の男性は、ミイラは父親が以前知人から入手し自宅で保管、友人に見せるために持ち出したと話している。
ペルーではミイラや埋葬品を目当てにした古代の墓の盗掘が問題となっている。