ロシア侵攻受け中央アジア重視

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共同通信
1日、ウズベキスタン・タシケントで握手するブリンケン米国務長官(左)とサイドフ外相代行(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】ブリンケン米国務長官は1日、ウズベキスタンの首都タシケントでサイドフ外相代行と会談し、関係強化に向けて協議した。国務省が発表した。ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、米国は地政学的な観点から旧ソ連圏の中央アジア5カ国を重視。対ロ制裁の影響に苦しむ地域経済を支援し、外交の多角化を後押しする。

 ブリンケン氏は会談冒頭、2月28日にカザフスタンで、ウズベクを含む中央アジア5カ国との定期協議枠組み「C5プラス1」の閣僚会合に参加したことに言及。「われわれには共通の課題と目的がある」と結束を訴えた。