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共同通信
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【ワシントン共同】ロイター通信は1日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへ中国が兵器を提供した場合に備えて、米政府が同盟国と対中制裁を実施する可能性について協議していると報じた。検討している制裁内容は不明だが、特に日本などG7からの支持取り付けを狙っているとしている。
協議はまだ初期段階で、財務省が各国に打診しているという。接触を受けた国の当局者はロイターに対し、中国が兵器提供を検討しているとの確たる情報は把握していないと語った。一方、米政府当局者は同盟国には具体的な情報を示していると説明した。
欧米メディアは、中国が無人機や弾薬の提供を検討している可能性があると報じている。