尹政権の対日外交批判の集会

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共同通信

 【ソウル共同】韓国は1日、日本の植民地統治に抵抗して起きた「三・一独立運動」の記念日を迎え、市民団体などがソウルで日本の歴史認識や尹錫悦政権の対日外交を批判する集会を開いた。元徴用工訴訟の原告や最大野党「共に民主党」の李在明代表らが出席。日本大使館前の集会では旧日本軍の元慰安婦の李容洙さん(94)が慰安婦問題の解決を訴えた。

 李在明代表は、元徴用工問題で日本企業の賠償支払いを財団に肩代わりさせる韓国政府案は「被害者を侮辱している」と批判。原告の梁錦徳さん(93)は「(日本側の)謝罪と賠償を受けなければいけない。一緒に戦おう」と訴えた。