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共同通信
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【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領が独立運動記念日の1日に行った演説は、過去の大統領演説より大幅に短く対日批判も消え、韓国メディアは「(尹氏)特有の簡略スタイル」「謝罪要求がなくなった」と注目した。歴史問題で日本に注文を付けない内容に、ソウルでの市民団体の集会では「史上最悪の演説」との反発も出た。
大統領就任後に初めて臨んだ同記念日演説としては、2018年の文在寅氏は従軍慰安婦問題で「反人道的犯罪」「加害者が終わったと口にしてはならない」と対日批判。尹氏と同じ保守系の朴槿恵氏も13年、日韓の加害者と被害者の立場は「千年の歴史が流れても変わらない」と述べた。