日韓議連、菅前首相に会長打診

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共同通信
自民党の菅義偉前首相

 超党派の日韓議員連盟が会長交代を検討し、自民党の菅義偉前首相に就任を打診したことが分かった。日韓間で最大の懸案となっている元徴用工訴訟問題を巡る協議が大詰めを迎える中、決着後の関係改善を見据え、首相経験者をトップに置いて議員間交流を活性化させる狙いがある。菅氏は状況を見極めて慎重に判断する構えだ。複数の日韓関係筋が1日明らかにした。

 韓国大統領は昨年5月、日本に厳しい姿勢だった文在寅氏から日韓関係を重視する尹錫悦氏に代わった。こうした変化も踏まえ、議連は会長を約10年間務めた額賀福志郎元財務相の交代時期を検討してきた。