春の甲子園、女子部員ノックOK

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共同通信

 日本高校野球連盟は1日、大阪市内で選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の第3回運営委員会を開き、試合前の守備練習で女子によるノックを認めると決めた。21世紀枠で出場する徳島・城東高の女子マネジャーが普段の練習からノッカーを務めており、甲子園でも実現が可能となった。

 昨夏の全国選手権大会から女子部員によるノック時のボール渡しなど練習補助、試合中に球審にボールを渡す「ボールパーソン」を認めており、活動範囲が広がることになる。いずれの場合も「普段の練習で活動している範囲内」で行うよう各校に求める。

 日本高野連は「多様な目標設定」も「高校野球の目的の一つ」と説明している。