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共同通信
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【ロンドン共同】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが1日、ノルウェーの首都オスロで北欧の先住民族サーミの権利擁護を訴えるデモに参加していたところ、2度にわたり警察に一時拘束された。ロイター通信が報じた。グレタさんは1月にもドイツ西部の村で鉱山開発への抗議活動に参加中、一時拘束されている。
グレタさんは2月27日、サーミがトナカイを放牧する牧草地での風力発電に対する抗議活動に合流。デモ参加者は巨大な風力発電機の姿と音がトナカイを怖がらせているとし、先住民の権利が犠牲になるべきではないと訴え、一部の政府施設への関係者の立ち入りを妨害したという。