LIRR、2月27日に完全開業
グランドセントラル・マディソン駅
1月25日に限定開業したロングアイランド鉄道(LIRR)の「グランドセントラル・マディソン(GCM)駅」が2月27日、完全に開業した。シークレットNYCが報じた。当初、昨年12月開業の予定だったが、通気度および耐火性のテストが遅れたため、開業日が延期されていた。
1月の限定開業時は、クイーンズ区のジャマイカ駅を出発した第1号となる列車が、GCM駅に到着。同駅では以降、グランドセントラル・ダイレクトと呼ばれるLIRRのシャトルサービスなど、一部の列車が運行していた。27日からは、296本の列車が追加され、41%のサービス向上を実現。同駅には、LIRRの全11路線が運行することになる。
グランド・セントラル・ターミナルの下層階のさらに下にできた2フロアには、新たに8本の線路と4つのプラットフォームが建設され、 25 の店舗が入居。地上への新しい出入口が 4 つ、グランド・セントラル・ターミナルへの新しい出入口が 2 つ設置された。リアルタイムの電子看板、携帯電話サービス、Wi-Fiも設置される予定だ。
新しい列車の時刻表は、アプリ「トレインタイム(TrainTime)」やオンラインで確認することができる。新ターミナルは、1950年代以降に米国で建設された旅客鉄道ターミナルとしては最大規模のものとなる。
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