中1男子、果物ナイフも所持か

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共同通信

 広島市の中1男子生徒(13)が同級生の左腕などを切り付け、けがを負わせた事案で、生徒が教員に対し、使用した包丁の他に、果物ナイフと画びょう1ケースを持っていると話していたことが4日、分かった。市教育委員会が明らかにした。

 市教委によると、生徒は同級生の男子をトイレに誘って切り付けた後、包丁を持ったまま自身の教室に戻った。駆け付けた教員が包丁を置くよう促すと素直に従い、別室に移動した際、教員に果物ナイフと画びょうも持ってきたと話した。いずれも生徒が自宅から持ち込んだとみられる。

 生徒は3日午前8時15分ごろ、男子をトイレに誘って左手や左腕など数カ所を切り付けた。