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共同通信
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名古屋出入国在留管理局の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなって6日で2年になるのを前に、遺骨を預かる愛知県愛西市の寺で5日、遺族や支援者が参列し、法要が営まれた。妹のワヨミさんはこれまでの支援に感謝を述べた上で「真相が究明されるよう頑張っていく」と涙ながらに誓った。
法要はスリランカ式と日本式で行われた。ウィシュマさんの死亡が確認された午後3時25分には入管施設で2007年以降に亡くなった人数と同じ18回の鐘が突かれた。
もう一人の妹ポールニマさんは「求めるのは再発防止だ。日本の悪い制度を改善してもらいたい」と語った。