3月5日 編集後記

編集部が気になった1週間の出来事

 

編集後記

“英語力もなく、コネもなくても、New York Fashion Week”

 皆さん、一週間おつかれさまでした。我々も今週無事に、“春の新生活特別号”を発行することができました。ご協力いただきました皆さん、ありがとうございます。

 東京五輪金メダリストの学校訪問New York Fashion Weekにおける日本人メイクアップアーティストの活躍などNYらしいダイナミズムを感じられる取材に加え、コラムも、ロシアによる侵攻から1年を迎えたウクライナに対するNGOの取り組みや、LGBTQ+にあらわれる日米の多様性に対する考え方の違いなど、NYの持つ大きなインフルエンスを感じさせるテーマを分かりやすく取り上げていただいて、NYらしさが出ていたと思います。脱コロナが進むなか、新年からin-personでのミーティングが増えていますし、これからますますNYも、ローカルだけでなく、世界に対する活動を活発化していくように思います。

 今年は4月にむけて異動も活発化しているようで、そんななか、NYに新しく来られる方々むけに、子育て経験豊富な駐在ライフアドバイザーの方から、新生活のコツを教えていただけたのもよかったと思います。あと、この時期と言えば、どうしてもTax Returnは逃げて通れないですもんね。 (記事に書かれているように、そもそも複雑ですし、会計士の方にお願いするにしても、関連資料を集めないといけないので。。。)

 一方で、この3年余りのコロナ禍がもたらした影響、特に、この3年という期間の人生に占める割合が非常に大きい子供たちにとっての影響は、今後も注目しておく必要があると思われます。今回、メンタルヘルスご専門の教育審議会の相談員の方々や、日米それぞれの精神科の先生からのお話を通じて、このコロナ期間中が与えた影響だけでなく、コロナからの脱却の現過程においても、子供たちのメンタルへの配慮がとても重要であるということを教えていただきました(子供を十分ケアするための、我々親のメンタルヘルスも。“酸素マスクの原理”と言うそうです)。

 今年は、雪のない期間を50年ぶりに更新するほどの暖冬ではあったものの、やはり陽がのび、温かくなると気持ちいいですね。今回の特別号では、ぱっといけるWestchesterでの見所NY/NJ/DCでの桜の見所だけでなく、NYでの気軽なアート・イベントのご紹介もいただいています。せっかくの週末、難しいことは忘れて、子供と一緒にNYの春を満喫されてはいかがでしょうか?

 ちなみに、12日夜中に“夏時間”に変わると、もう“冬時間”は最後かもしれませんので、今週いっぱい貴重な“冬時間”をお楽しみになることもお忘れなく。

編集部より


今週の1枚

マンハッタンのノリータ地区にあるカバン屋さん🛍
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