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共同通信
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ジョージナ・ベイアー氏(ニュージーランドの元国会議員)6日、ウェリントンで死去、65歳。死因は明らかになっていないが、腎臓病を患っていた。地元メディアは、出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーであることを公表して就任した世界初の国会議員だったと伝えた。
57年、男性として生まれた。トランスジェンダーとして性産業やナイトクラブで働いた後、政治の道を志した。
95年、ウェリントン近郊の自治体首長に就任した。99~07年に国会議員を務め、05年の同性カップルの法的権利を認める法制定に尽力。13年の同性婚の合法化につながった。(シドニー共同)