Published by
共同通信
共同通信
【ジャカルタ共同】南シナ海南端にあるインドネシア領ナトゥナ諸島の複数の場所で大規模な地滑りがあり、少なくとも15人が死亡した。地元メディアが6日報じた。最大で80人の行方が不明だとの情報もある。
国家災害対策庁によると、雨期に伴う降雨で数日にわたって土砂崩れや洪水が発生していた。対策庁は救助隊を派遣したが、到着には時間がかかる。現地では電話回線が切断され、被害状況の確認が難しいという。
ナトゥナ諸島西方にあるマレー半島でも大雨が続き、各地で河川の氾濫や洪水が発生。マレーシア南部ジョホール州、中部パハン州などで4万人以上が自宅から避難している。