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共同通信
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【ガジアンテプ(トルコ南部)共同】ユニセフは発生から6日で1カ月が過ぎたトルコ・シリア大地震により、両国でなおも85万人以上の子どもが住む場所を失って避難していると6日付で発表した。
地震が地域の子どもと家族に破滅的な影響を与え、多くが絶望的な状況にあると指摘。トルコでは250万人の子どもが緊急の人道支援を必要としていると訴えた。内戦下のシリアでは地震の前に300万人近い子どもが国内で避難していたとし、地震の影響を受けた子どもは370万人以上に達すると表明した。
トルコ政府とシリア人権監視団によると、地震による両国の死者は5万3千人近い。トルコだけで4万6千人を超えている。