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共同通信
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広島市立中の1年男子生徒(13)が校内で同級生を切り付け、けがを負わせた事案で、生徒が包丁や果物ナイフ、ケースに入った画びょうの他、ポケットにカッターナイフも入れていたことが6日、分かった。いずれも自宅から持ち込んだとみられる。市教育委員会が明らかにした。
市教委によると、生徒は3日午前8時15分ごろ、同級生の男子をトイレに誘い、包丁で左手や左腕など数カ所を切り付けた。教員に「相手は誰でもよかった」と話した。その後、ロッカーのかばんから果物ナイフを取り出し、教員に声をかけられ、果物ナイフも手放した。教員に事情を聴かれると、画びょうとカッターナイフをポケットから取り出した。