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共同通信
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東京都千代田区のコンサルタント会社「トライベイキャピタル」の代表取締役三浦清志容疑者(43)=東京都港区=が4億2千万円の業務上横領容疑で逮捕された事件で、三浦容疑者が横領資金を引き出したとされるのは、太陽光発電事業のための特別目的会社で、トライベイ社と業務委託契約を結んでいたことが7日、関係者への取材で分かった。三浦容疑者は国際政治学者三浦瑠麗氏の夫。
三浦容疑者は特別目的会社の職務執行者を務め、預金管理などの業務を統括していた。三浦容疑者は正当な契約に基づくとして容疑を否認している。
三浦氏は7日、自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」のホームページでコメントを発表。報道で逮捕を知ったとし「引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」としている。
三浦容疑者の逮捕容疑は19年10月に3回にわたり、特別目的会社の預金口座から、トライベイ社名義の口座に計4億2千万円を振り込ませた疑い。