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共同通信
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【イスタンブール共同】オースティン米国防長官は7日、イラクの首都バグダッドを予告なしに訪問した。AP通信などが伝えた。イラクのフセイン政権が崩壊した2003年のイラク戦争開戦から今月で20年になるのに合わせ、米軍の駐留継続を示す狙いがある。
ロイター通信によると、オースティン氏は「米国とイラクの戦略的関係を再確認するためにここに来た」と語った。米当局者は、米国は軍事面だけでなく、イラク政府との幅広い関係に関心を持っていると話した。
イラクには約2500人の米軍部隊が駐留し、過激派組織「イスラム国」(IS)の潜伏メンバーらの掃討を行うイラク軍の支援に当たっている。