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共同通信
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ヤンマーホールディングス(HD)は8日、ロシア事業を全面停止すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、市場の先行きが不透明な状況が続いているためとしている。4月上旬をめどに停止する。
ヤンマーHDは2014年2月に現地法人「ヤンマーロシア」をモスクワ市に設立。ディーゼル発電機、エンジン駆動溶接機セットなどを販売していた。だが、ウクライナ情勢の悪化によって商品供給やロシア国外への支払いが停滞。22年3月以降、事業の縮小を余儀なくされていた。
「社会情勢を注視し事業継続を検討したが、事態の長期化を受け継続は困難と判断した」とコメントしている。