コロナ感染のライオン2頭死ぬ

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共同通信

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は9日、飼育するライオン2頭が新型コロナウイルスに感染し、死んだと発表した。施設によると、国内の動物園でコロナ感染により動物が死んだ例は初めて。飼育スタッフから感染したとみられる。

 2頭は1月初旬に鼻水やせき、食欲不振などの症状があり、19歳の雄は同9日に、21歳の雌は同12日に死んだ。死後に抗原検査を行い、2月10日に陽性が判明した。

 2頭と同時期に、飼育スタッフ2人のコロナ感染が確認されていた。施設は「国など関係機関への確認や報告のため、発表までに時間がかかった」と説明している。