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共同通信
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【パリ共同】ロシアの組織的ドーピング隠蔽に関与した疑惑で収賄の共犯などの罪に問われた国際陸連(現世界陸連)の元コンサルタントでセネガル人のパパマッサタ・ディアク被告(57)の控訴審で、パリの控訴院は9日、一審と同じ禁錮5年の実刑判決を言い渡した。フランスのメディアが伝えた。
ディアク被告は、元国際オリンピック委員会(IOC)委員の故ラミン・ディアク前国際陸連会長の息子。東京五輪招致に絡んで日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長が贈賄容疑でフランス当局の正式捜査の対象となった疑惑でも、収賄の疑いが持たれている。