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共同通信
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日産自動車は9日、主要な駆動部品の共用化などコスト削減を進め、2030年ごろまでに電気自動車(EV)の生産費用をガソリン車と同等にすることを目指す計画を明らかにした。ハイブリッド車(HV)は26年までを目標とする。日産は電動化シフトを加速化させており、EVとHVの競争力を強化する。
日産はモーターや減速機などを搭載した駆動装置「電動パワートレイン」について、EV用とハイブリッド技術「e―POWER(イーパワー)」用の開発を進めている。パワートレインの費用を19年と比べ、約3割減を目指している。
駆動部品や制御技術を共用し、走行性能も高める。