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ライドシェア運転手の賃金増を承認
TLC、13日から新料金体系

ニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TLC)は8日、ライドシェア運転手の賃金を昨年1月時点と比べ、約2.26ドル引き上げることを決議した。2月に施行された6.4%の賃上げと今回分を合わせると、8.8%の引き上げとなる。これを反映した新たな料金体系は、13日から適用される。
運転手らでつくる組合側は複数回にわたって、ストライキを展開。声明で「物価上昇局面において、運転手は昇給を確保した。われわれは組織化されており、ウーバーやリフトを打ち負かすことができると思い知らせることができた」と指摘した。
ウーバー、リフトそれぞれの運転手は、1月にはウーバーのマンハッタン本社前で、2月はラガーディア空港で、ストライキを実施した。背景には、ウーバーがドライバーの賃上げを阻止しようとしたことがある。同社の広報担当者は「1回の乗車につき約2.25%の賃上げは、以前に提案されたものよりも合理的だ」と声明で述べている。ウーバーは2022年の全社売上高について、前年比49%増の86億ドルと報告した。
一方、リフトも声明で「TLCの提案には、業界内の公平競争を確保するための変更が担保されている。懸念に耳を傾けてくれたことに感謝する」と強調。リフトの22年分全社売上高は前年より28%増えた41億ドルだった。 (8日、NY1)
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