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共同通信
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東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられ、昨年夏に11年5カ月ぶりに居住が可能になった福島県双葉町で11日夕、「ただいま、おかえり双葉町キャンドルナイト」が開かれた。JR双葉駅前の広場に並べられた約千の色とりどりのキャンドルに火がともされ、訪れた人は「きれい」と見入っていた。
キャンドルの一部には「わたしも阪神・淡路大震災の被災者です。お互い頑張りましょう」など、全国各地からメッセージが寄せられた。
約1年ぶりに双葉町を訪れたという横浜市の教員高沢峻さん(27)は「少しずつではあるが復興が進んでいるように感じた。また多くの人が住む町になってほしい」と話した。