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共同通信
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政府は13日、新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールを個人の判断とするよう緩和した。屋内では原則着用を求めていたが感染症法上の位置付けを5月8日から「5類」に引き下げるため、新指針を策定し対応を早めた。マスクによる感染対策を約3年ぶりに転換した。
コロナ禍前の平時への移行を後押しする狙いだが、共同通信社の全国電話世論調査では「これまでと同じように着用する」との回答は56.8%を占め、東京都内のビジネス街や交通機関ではこれまで通りマスクを着けた人の姿が目立った。国民の脱マスクが進むには時間がかかりそうだ。