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共同通信
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【キーウ共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は13日、ロシアのウクライナ侵攻で国際刑事裁判所(ICC)が2件の戦争犯罪を立件する意向だと報じた。容疑者の逮捕状も請求する構えだが、ロシアは身柄の引き渡しを拒否するとみられ、実際に公判が開かれる可能性は極めて低いと専門家は見ている。
立件対象となるロシアの戦争犯罪は(1)ウクライナ人の子どもの連れ去り(2)電力やガス、水道など民間インフラへの執拗な攻撃―の2件。外交筋は、容疑者にロシアのプーチン大統領が含まれる可能性に言及している。