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共同通信
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【バンコク共同】ミャンマー北東部シャン州で13日までに、クーデターで全権を握った国軍が僧侶や市民ら少なくとも計31人を殺害した。米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)などが伝えた。この地域では少数民族カレンニー族の武装勢力と国軍の衝突が激化している。
VOAなどによると国軍は11日、シャン州のナンネイン村に砲撃を行い、住民らが僧院に避難。国軍はその後、住民少なくとも28人と僧侶3人を拘束、銃殺した。
武装勢力の報道官は地元メディアの取材に「市民らは、僧院の前に整列させられた後に銃撃されたようだ」と話した。