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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続落し、前週末比90.50ドル安の3万1819.14ドルで取引を終えた。米国のシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行の破綻で信用不安がくすぶり、金融株を中心に売り注文が優勢となった。一時はプラス圏で推移し、荒い値動きとなった。
SVB破綻などの余波で13日は欧州株式市場も大幅続落。ロンドンFT100種株価指数は金融株を中心に売られ、フランクフルトのDAX指数はほぼ全面安となった。一方、安全資産とされる金は買われ、ニューヨーク商品取引所の金先物相場は約1カ月半ぶりの高値を付けた。