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共同通信
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虐待や性暴力の被害に遭った若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」が、暴言を吐くなど業務を妨害されたとして40代男性の接近禁止を求める仮処分を申し立て、東京地裁は14日、コラボの活動場所や事務所への立ち入りを禁じる決定をした。
申立書などによると、昨年12月以降、男性が8回、居場所づくりのための新宿区役所敷地の移動式カフェ周辺に居座り、妨害行為をしたと主張。コラボの仁藤夢乃代表(33)は東京都内で記者会見し、妨害行為を理由にカフェを中止するよう都から電話連絡があったと説明。「活動をやめるわけにはいかない。行政は妨害に屈するのでなく、守ってほしい」と訴えた。