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共同通信
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皇室ゆかりの美術品などを収蔵、展示する皇居・東御苑の「三の丸尚蔵館」の建て替え工事が一部終了し、宮内庁は15日、報道陣に公開した。名称に「皇居」を追加し、新館は11月3日に開館する予定と発表。今後、隣接する旧館を取り壊して新たな棟を建設し、今回公開した部分と一体にし2026年度の全館オープンを目指す。
公開した新館は地下1階、地上3階建て。1階に展示室があり、2、3階は収蔵庫や修復作業室を設けた。
三の丸尚蔵館は1993年に開館し、皇室に代々受け継がれてきた絵画や書、工芸品など約1万点を収蔵している。