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共同通信
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広島市議会で14日、市議が1年超にわたり本会議を欠席した場合、議員報酬とボーナスに当たる期末手当を翌月からそれぞれ30%減額する改正条例が賛成多数で可決、成立した。2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で河井克行元法相(60)=実刑確定=から現金を受け取ったとする公選法違反(被買収)容疑で捜査を受け、体調不良を理由に不起訴となった市議が欠席を続け、改正が求められていた。
市議会事務局によると、児玉光禎市議(81)は21年12月から病気を理由に欠席。今年2月までに計1927万2600円が支払われた。
改正条例は、4月9日投開票の市議選を経た次の任期からが対象となる。