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共同通信
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【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比336.26ドル高の3万2155.40ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速への警戒感が後退して買いが広がり、上げ幅は一時490ドル近くに達した。
朝方発表された2月の米消費者物価指数は前年同月比上昇率が市場予想と一致し、8カ月連続で縮小したことで投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。米国のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻が他の銀行にも連鎖するとの懸念が薄れ、金融株が買われたことも相場を押し上げた。